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公開日:2022年02月04日

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ご提言等の内容(介護施設等の一斉PCR検査について)

受付年月日

2022年01月21日

回答年月日

2022年01月28日

テーマ

介護施設等の一斉PCR検査について

提言内容

地域密着型通所介護デイサービスの管理者をしています。
担当部署にお願いしても、決まっていることだからと採用されない可能性があると考えました。ルールそのものを変更する必要のある内容と考え、決定権のある知事にお願いしようと知事宛てに提出いたします。
介護施設第4回目の一斉PCR検査の対象に通所介護施設が入っていません。おそらく、どのような動きをしている施設か理解されていないためだろうと思います。厚労省も同じ扱いです。
通所介護には、自宅で家族と一緒に生活していて通所介護を必要とする方(利用者さんとします)が週に4回から1回通って来られます。
それぞれ必要度が違いますので利用頻度が異なります。高齢で合併症(心疾患・糖尿病・進行性疾患など)を持たれている方が利用されています。
対象者が、高齢であること、合併症をお持ちであることは、入所施設と何ら変わりません。
家族は仕事を持つ普通の方です。毎日職場に通います。つまり、家族の活動範囲には、特に制限はありません。家族の内の誰かが、どこかで感染するリスクは高いと考えられます。その家族の一員である利用者さんは高齢で合併症を持っていますから重症化リスクが高くなります。
このような利用者さんがいろいろな家庭から集まってきます。
一般社会と家族がつながり、家族の一員が利用者さんです。
コロナが流行し始めたときから、入所施設は家族を含め訪問者を遮断しています。感染ルートとして残るのは職員の出入りだけです。
それに比べ、通所介護は家庭から通ってくるために、人との接触が家族を経由して行われます。制限できません。入所施設よりも感染リスクが高いことが理解していただけますでしょうか。
これが通所介護の現状です。
オミクロン株のように、無症状で感染力を持っている状況では、一斉検査以外感染者を見つけ出すことはできないと思います。
なぜ一斉検査から通所介護が外されるのか、上記の理由から納得がいきません。知事の判断で、通所介護施設も一斉検査に加えていただきたいと思いメールいたしました。
よろしくお願いいたします。

回答内容

メールを拝見しました。

新型コロナウイルス感染症への対策をとりながら、最前線で、日々、ご尽力されていることに対し、厚くお礼申し上げます。

介護サービス事業所・施設等に勤務する全ての職員が、感染すると重症化するリスクが高い利用者との接触を伴う業務を、感染症対策を徹底した上で継続的に行っていると認識しており、感謝の念に堪えません。

入所系以外の介護サービス事業所での感染を防止することも大変重要であると考えますが、今回の介護施設等の一斉PCR検査は、過去に介護施設等で大規模な集団感染が発生したことを踏まえ、感染すると重症化しやすい高齢者が集団で生活している施設での感染にはより一層の警戒を行っていく必要があることから、介護施設等の職員を対象に重点的かつ緊急的に検査を実施するものですので、ご理解いただきますようお願いいたします。

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