ご提言等の内容(新型コロナワクチンの香川県内への供給について)
受付年月日
2021年07月29日
回答年月日
2021年08月17日
テーマ
新型コロナワクチンの香川県内への供給について
提言内容
現在、香川県でも一般へのワクチン接種券が届いておりますが、全く予約が取れない状況となっています。
私の住んでいる○○(市町名)におきましても、○○内の各病院は(2021年)8月いっぱい予約受付休止中です。○○の集団接種は人口に対して僅か2パーセントの数で、受付開始から10分で定員に達しました。
このペースでは年内に一般接種が完了するのかどうかすら、怪しい状況です。
また首都圏などにワクチンを優先するように都知事などが政府に働きかけを強めており、地方は後回しにされかねない状況です。
香川県知事には是非とも、都市部に負けずワクチン確保に全力を注いでいただきたいです。
インドネシアなどでは子供の感染者と死亡例も急増しており、変異株の日本まん延は時間の問題であり、12歳以上の子供へのワクチン接種も急ぐ必要があります(希望者のみ)。
2学期が始まりますと、ますます子供のワクチン予約は困難であり、学校内での集団接種も検討すべきではないでしょうか?
未来ある子供たちが犠牲になることは、何としても避けなくてはならないのに、現在子供たちへのワクチン接種はとても優先順位が低く扱われているのが残念でなりません。
子供たちに変異株がまん延してからでは遅いのです。何とぞワクチン確保に全力を尽くしていただきますようよろしくお願いいたします。
回答内容
メールを拝見しました。回答が遅くなり、申し訳ありません。
新型コロナワクチンについては、2021年7月末までに、本県の12歳以上人口の約6割にあたる、1,128,660回分のファイザー社ワクチンが供給されています。
また、県がファイザー社ワクチンで実施する広域集団接種センター分46,800回分および企業や大学などが行う職域接種で使用する武田/モデルナ社ワクチン約192,000回分を加え、9月までに、12歳以上人口の8割の接種に必要な量が供給される見通しです。
学校での生徒への集団接種については、文部科学省および厚生労働省において、「その実施方法によっては、保護者への説明の機会が乏しくなる、接種への個々の意向が必ずしも尊重されず同調圧力を生みがちである、接種後にみられた体調不良に対するきめ細かな対応が難しい、といった制約があることから、現時点で推奨するものではない」との基本的な考え方が示されており、12歳以上の生徒については、身近なかかりつけ医などで接種を行うのが適切であると考えております。
私といたしましては、12歳以上の希望者に対して必要な量を確実に確保するとともに、今後も各市町、関係機関と連携・協力して、早期のワクチン接種の推進と県全体の接種の加速化に取り組んでまいります。