ご提言等の内容(「せとうち留学」について)
受付年月日
2021年12月28日
回答年月日
2022年01月06日
テーマ
「せとうち留学」について
提言内容
他の県では、地方の小規模高校を活性化し存続させるために、留学生を受け入れているのが一般的なようです(留学生にとっても自分に合ったキメの細かい指導を受けられるメリットがあります)。香川県では全公立高校対象に「せとうち留学」を行うようですが、そのねらいはなんでしょうか?また、寮とか下宿などの受け入れ態勢はできているのでしょうか?
回答内容
メールを拝見しました。
「せとうち留学(全国からの生徒募集)」は、「多様性が重視されるなか、本県の生徒が、他県の生徒と共に学ぶことにより多くの刺激を受けることで、学ぶ意欲の向上を図ったり、グローバル(多様性)社会において、多様な他者と協働、共生しながら新しい価値を生み出す力を育成したりすること」に加え、「各校が全国からの生徒募集を意識して高校の特色化・魅力化を推進すること」、「関係人口、交流人口の増加による地域の活性化」を目指して、県教育委員会において実施しているものです。
「せとうち留学」は、令和3年度入試から、公立高校と県立中学校合わせて14校で実施しています。現在、21名の生徒が本県で高校生活を送り、学習や部活動に励んでおり、本県の生徒に良い刺激を与えてくれているとのことです。今年度末(令和3年度末)に行われる令和4年度入試からは、すべての公立高校と県立中学校で実施します。
また、「せとうち留学」は、転住型と通学型を設けており、転住型で実施する場合の生徒の受け入れ態勢については、各校が、地元自治体や同窓会、後援会などと連携しながら整備するなど、それぞれの特色を生かした取り組みを行っていると聞いています。
この全国からの生徒募集を一つのきっかけにして、高校と地域が連携し、その学校・その地域ならではの教育活動を実践していくことで、高校の特色化・魅力化を推進し、そのことが地域の活性化にもつながるよう取り組んでいくとのことですので、ご協力をお願いいたします。