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公開日:2022年04月15日

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ご提言等の内容(積極的な情報公開とデータ分析による効率的で効果的な取り組みについて)

受付年月日

2022年03月24日

回答年月日

2022年04月07日

テーマ

積極的な情報公開とデータ分析による効率的で効果的な取り組みについて

提言内容

2カ月に及ぶまん延防止等重点措置(以下、「重点措置」という)が(2022年)3月21日で解除となりました。しかしながら新規感染者数は高止まりしており、かつ高齢者の方がお亡くなりになる人数もとどまっていません。引き続き感染拡大防止対策と命を守る取り組みが求められます。積極的な情報公開とデータ分析によって、効率的で効果的な取り組みを期待しています。
新規感染者数は三連休にかけて表面上は減少しているように見えましたが、減少要因として、三連休に検査数が減少していること、かつ大規模クラスターが発生した医療機関での新規感染者数が減少してきたことからだとも評価することもできます。三連休明けの2日間で再び、400人台に逆戻りし、感染者数の高止まりが継続しており、ピークを越したと評価するには時期尚早だと思います。
さらに、昨年(2021年)の同時期の感染が拡大した実績[図表あり]や、人の移動が活発になること、オミクロン株の亜種(BA.2)が県内でも確認されていること、ワクチン接種率が未だ低いこと、瀬戸内芸術祭の開幕などを踏まえれば、最悪の事態を想定した対策・取り組みが必要不可欠だと思います。

県内の新規感染者数を分析する上で、県内全体の感染者数だけを発表するのではなく、保健所単位での直近1週間の人口10万人当たりの感染者数の推移[図表あり]も公開して、県内のどの地域が増加傾向を示しているのかを見える化して、注意喚起を呼び掛ける地道な広報も必要だと思います。新規感染者数をどの視点でどのような編集を行うかによって、見えてくるものが異なってきます。香川県では、民放では香川県と岡山県の感染者数を、NHKでは四国4県の感染者数を同時に放送しており、どうしても感染者の数で深層心理的に他との比較をして、人口の少ない香川県の感染者数が少なく受け取られてしまい、危機感が県民に伝わりにくいと感じています。直近1週間の人口10万人当たりの感染者数の推移[図表あり]のグラフも公開することを提案します。
さらに、県内の感染者数も地域によっては増加傾向を示しているため、最低限、保健所単位の感染者数の推移も公開することを提案します。高松市域と小豆保健所管内での感染拡大防止策が急がれます。高松市域では、県内の感染者数の約6割を占めていることと、高松市と周辺市町との人の移動が頻繁にあり、感染の連鎖を断ち切ることが必要です。小豆保健所管内では、[図表]に示すように、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数の推移が増加傾向を示しており、県内では高松市域に次ぐ感染規模となっています。春休み期間中は、小豆島に渡航する前に、港での抗原検査による陰性が証明された人しか渡れないようにするなどの大胆な取り組みが急がれると思います。
せっかく、三連休で表面上、減少したとみられた感染者数は、検査数が減少しているからであり、市中感染の連鎖は逆に三連休の間に、次の感染連鎖を生んでいるからこそ、三連休明けに元の400人台の感染者数となっていると思われます。すなわち、感染の連鎖スピードと県が行っている検査・隔離による感染の連鎖を断ち切る速度とが均衡しているから、感染の減少につながっていないのだと仮定することができます。実際、クラスターが全く減少していません。積極的疫学調査の重点化と称して、疫学調査を縮小しているため、実態は、見逃しているクラスターがもっと多いのかもしれません。
県内での市中感染の程度を分析する上では、取り組みとして行っている無料検査結果を、数日遅れでもよいので、日々の検査数と陽性者数を発表することも必要不可欠だと思います。これまで、なぜこのデータを発表してこなかったのか疑問です。
さらに、香川県は、県にとって不都合なデータを発表しなかったり分析しなかったりしているように見えます。有事の際は、その逆で、不都合なデータこそ隠さずに発表することが県民の信頼を取り戻せる唯一の方法です。3回目のワクチン接種率や接種回数に関する情報も、3月3日時点を最後にデータの更新を行っていません。重症化リスクの高い高齢者を先行して3回目のワクチン接種を行っていますが、感染者の3回目ワクチン接種状況も分析する必要があります。ワクチンの発症予防効果や重症化予防効果を知る必要があります。
クラスターの発生状況についても、分析や公開が不十分です。大規模クラスターが発生した医療機関では、特に3回目ワクチン接種状況も調査して分析する必要があります。さらに、なぜ、長期間かつこれほどの大規模に感染が拡大したのかも原因分析し、今後、このような大規模クラスターの発生を防止するために必要不可欠だと思います。
知事が、よく発言されている感染の連鎖を断ち切るために必要不可欠なことは、感染の連鎖スピードよりも速く、検査の頻度を増やし、隔離の徹底を行い、次の感染連鎖につなげないことだと思います。
土曜日・日曜日・祝日に大きく減少する検査数[図表]を、医療機関や検査機関と分担して、検査の減少幅を少なくする取り組みや、香川県では取り組みを実施しないと判断した検査を行わないで医師が判断する「みなし感染者」の取り組みを実施する方向で検討することも必要だと思います。
政府分科会が新たに提唱する積極的疫学調査の重点化ではなく、密集して共同生活を送っている重症化リスクの高い高齢者施設・医療機関では感染者が発生したら、入所者・入院患者全員に調査を頻回に行って、その方たちへの疫学調査を行わないことで保健所業務の負荷を軽減することも必要だと思います。
感染拡大防止対策の基本は、「検査」・「ワクチン」・「治療薬」と「実態を正しく把握する現状分析とそれらの分析に基づく取り組みの実施」および「県民を納得させて行動変容させるための情報公開と分かりやすい説明」だと思います。少なくとも、学生が春休みに入っている間に、ピーク時の感染者を半減させる目標設定と新たに取り組みが求められると思います。

回答内容

メールを拝見しました。

まず、本県における感染状況については、新規感染者数が、前週の同じ曜日と比較して、減少している日よりも増加している日が直近では多くなっていますが、全体として、感染拡大傾向とまでは言えないものと考えております。
本県における感染状況を分析する上で、記者会見や新型コロナウイルス対策本部会議などにおいて、年代別や保健所管内別の直近1週間当たりの累積新規感染者数の推移をお示ししており、引き続き、周知に努めてまいります。

次に、現在の香川県の新型コロナワクチン接種の状況ですが、(2022年)3月31日時点の接種状況について県ホームページでお知らせしています。
一時、更新が滞っていましたことをお詫び申し上げます。
オミクロン株に対する初回(1回目・2回目)接種による発症予防効果は、デルタ株と比較して低下するものの、追加接種により回復することが示唆されています。
また、入院予防効果も、デルタ株と比較すると一定程度の低下はありますが、発症予防効果と比較すると保たれており、追加接種で回復することが報告されています。

大規模クラスターが発生した医療機関を含め、医療機関や高齢者施設等でクラスターが発生した場合には、それ以上の感染拡大を防止するため、早期に感染管理認定看護師(ICN)などの専門家を派遣し、職員や利用者の体調観察の徹底や換気・消毒方法、感染防護具の使用方法などについて助言を行うとともに、必要な支援を行ってきました。

最後に、いわゆる「みなし陽性」についてですが、厚生労働省の通知では、医療提供体制のひっ迫時に自治体の判断で行い得る対応の一つとして、「同居家族などの感染者の濃厚接触者が有症状となった場合に、医師の判断により検査を行わなくても、臨床診断で判断すること」が示されているところです。
しかしながら、「みなし陽性」は、患者(確定例)ではなく疑似症患者となることから、本県では、「みなし陽性」の対応は行わず、検査により感染を確認した上で患者に対して必要な治療や措置を速やかに行うこととしておりますので、ご理解ください。

皆さまからいただいたご意見を参考にしながら、一日も早く日常生活や経済社会活動を回復できるよう、国、各市町とも連携し、感染拡大の抑止とともに、保健医療提供体制の確保を通じて、県民の皆さまの健康、暮らしを守れるよう全力で取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。

新型コロナウイルス対策本部会議、まん延防止等重点措置に関すること:健康福祉総務課
ワクチン接種や医療提供体制などに関すること:感染症対策課

担当課

担当

健康福祉総務課

電話

087-832-3335

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