ご提言等の内容(高松港の軍港化について)
受付年月日
2024年03月22日
回答年月日
2024年04月05日
テーマ
高松港の軍港化について
提言内容
県民に説明もせずに高松港の軍港化を受け入れたことに強く抗議します。撤回して県民の声を聴くべきです。
(※同様の趣旨のメールを複数いただいております)
回答内容
メールを拝見しました。
国の今回の取り組みは、あくまでも民生利用を主とし、港湾法等の関係法令などを踏まえたものであり、港湾管理者の権利を制限したり、法律に基づく手続きを簡略化したりするものではないこと、自衛隊などの優先利用を前提としたり、自衛隊などの基地や駐屯地を設けたりするものではないこと、有事の際の枠組みと今回の枠組みとは別であることなどを確認しております。
また、この取り組みは、国の安全保障に資する重要な取り組みであり、大規模災害発生時にも、自衛隊などの活動が、より迅速・円滑に行われるようになるとともに、国が整備を進めている「高松港朝日地区複合一貫輸送ターミナル整備事業」が促進されると伺っており、その整備効果が早期に発現されることも期待できると考えています。
こうしたことから、本県では、「高松港における港湾施設の円滑な利用に関する確認事項」について、国との間で確認することといたしました。
県としましては、高松港が特定利用港湾となった後も、港湾管理者の権限に変更がないことから、高松港においては、民生利用を主とすることを常に念頭に置きつつ、これまでと同様に、自衛隊などの利用については、港湾法などの既存の法令に基づいて対応し、引き続き、適切な高松港の港湾管理に努めてまいります。