ご提言等の内容(瀬戸内国際芸術祭の開催見直しについて)
受付年月日
2022年02月01日
回答年月日
2022年02月10日
テーマ
瀬戸内国際芸術祭の開催見直しについて
提言内容
まだコロナは続いております。弱毒化したとマスコミでは言われますが、ひとたび問題となれば離島では惨事となります。オミクロンコロナ禍、瀬戸内に限らず全国の離島では爆発的なコロナ流行が進んでおり他県では一時期、離島の方が多い状況ともなりました。
また、展開されているアートについて、今現在、直島などは別格として、その他の島では片づけられたり、無残な姿になったりしたものなど、観光資源としてそれ程生かされてもおらず、今後はアートも選択と集中が必要。廃棄するのであればお金ももったいないし、現在の国際的流れにも反します。
「芸術祭のときは人は多いけど、年間通すと効果はそれほどでもない」と小豆島の観光業者の方も語っていました。ともあれ今年(2022年)の開催は時期尚早です。目の前のコロナの惨状を胸に刻み延期とすべきです。離島の振興の方法も今回を機に見直すべきです。(瀬戸内に限らず山村もしかりですが)
回答内容
メールを拝見しました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、県民の皆さま、事業者の皆さまには、感染拡大防止対策の徹底についてご協力をいただいており、感謝申し上げます。
瀬戸内国際芸術祭については、2022年4月14日の開幕に向け、地元市町や関係団体とも連携しながら、既存のアート作品のメンテナンスや新規作品の制作の作業を進めているところであり、閉幕後も公開可能な作品については、通年で行っているART SETOUCHI(アート セトウチ)の取り組みの中で活用していきたいと考えております。
瀬戸内国際芸術祭2022の開催に当たっては、飛沫の抑制や手指・施設消毒、換気などの基本的な感染対策を徹底するとともに、島ごとの実情に応じた適切な対策を講ずることとしており、島民や来場の皆さまの安全・安心に気を配っていくことを基本に、開幕に向けた準備を着実に進めつつ、今後の状況の変化にも柔軟に対応してまいりますので、ご理解をお願いします。
なお、瀬戸内国際芸術祭を契機として交流人口や移住・定住者の増加が見られるなど、交流による離島地域の活性化は有用であると考えております。これまで離島の魅力を生かした取り組みへの支援や情報発信に努めてきましたが、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、今後、離島振興に向けた取り組みを進めるに当たっては、離島の地理的・社会的特性を踏まえ、これまで以上に地域の実情やニーズに応じた支援や対策が必要であると考えており、市町と十分に連携しながら離島の振興を図ってまいります。
瀬戸内国際芸術祭に関すること:瀬戸内国際芸術祭推進課
離島の振興に関すること:地域活力推進課